いい本あるアルよ

大学図書館行って本借りてきました。
UNIXネットワークプログラミング入門
TCP/IPによるネットワーク構築Vol.III―クライアント‐サーバプログラミングとアプリケーション
一冊目はおまけで本命は二冊め。ソケットの使いかただけならどの本読んでも最低限の情報は得られるので、本当に必要なのは並列のさせかたについてきちんと書いたもの。で、この本はAmazonでの評価も高く、借りてみる価値はあると思った次第。
図書館に行ってみるも、開架にないので尋ねてみると、なんと書庫にあるとのこと。書庫なんて初めてだと思いつつ入ってみた。
カビ臭い図書館というイメージがまさにぴったりなところだった。人は少なく、薄暗い。天井もそれほど高くないし、階段も狭い。まさに「書庫」。人が快適に利用するためではなく本を所蔵するための空間だ。
しかし一階には目的の本は無いようで、地下に行く必要があるみたいだ。階段を降りてみて驚いた。そこは一階にも増して書庫;人が利用するためでは無いような場所だった。


第一生協の前の通路を暗くして天井を低くした感じ。古くてごつい木の机とその辺から取ってきたような椅子が適当に置いてある。デザインはすべてバラバラ。
天井低すぎ。172cm程度の私でも頭をぶつける。さらに、廊下のど真ん中、高さ140cmくらいのところに、水道とガスだろうか、太いパイプが何本も通ってる。
地下だから外よりは涼しいが、冷房はきいていないと思う。気温は28度くらい。なんかじめじめしてる。
もはや本にいいかどうかすら怪しい。


そんな場所だったけど、まあ目的の本はなんとか見つけました。
しかし書庫に置いてあったのはコンピュータサイエンス誌bit別冊バージョン。それすなわち雑誌扱い。雑誌の貸与期間は一週間。20日にまた返しにこなきゃ行けません。
都合良く20日はI嵐先生のレポート提出日なので、まあどっちにしても学校に行くからいいんだけど、せっかくだから今週中に片付けたいところ。したがって今週はあんまりLispしません。


軽く読んだ感じでは、これは非常によい本。きちんと読めば、けっこうな価値を得られると感じる。買って手元に置いておきたい本だ。
ただし日本語がそれほど丁寧ではなく、分かりにくい。また説明が時々不足する。その辺を克服したら、この本は大学3〜4年生がネットワークを学ぶ際のバイブルにもなれるかもしれない。


もう一冊のUNIXネットワークプログラミングの本は実践的で、いくつかゲームを作りながらソケット通信を学んで行くという形を取っている。こちらは図による概念の表しかたが上手で、新しく気づかせてくれることがある。「ふつうのLinuxプログラミング」でわかったつもりになってたことをまた違う側面から見せられて、ああやっぱり分かってなかったなあと認識した。
まだ発見がありそうなので借りてみた。


今日はそんな感じのワンデイ。