どうみても悪い日本語訳です
昨日借りてきましたTCP/IPによるネットワーク構築Vol.III―クライアント‐サーバプログラミングとアプリケーション。どうみても悪い日本語訳だらけです。内容は良いのに、読みにくさはたいしたものです。
ただ、版が違うと読みやすいのかも知れません。Amazonのリンク先は1996年発行のものですが、私が読んでいるのは1995年発行の雑誌の別冊ですので、改訂も期待できるのかも。
悪訳の例:
sendto : 出ていくデータグラムを送り、あらかじめ記録された端点アドレス宛が普通
普通て。
writeの呼び出しは三つの引数を必要とする。アプリケーションはソケットの識別子をわたしてどこへデータを送るべきか、また送られるべきデータのアドレスとデータの長さを指定する。
readの部分を読むまでこれが何を言っているのか分からなかった。ちなみにreadでは
コネクションから読み出すために、アプリケーションはreadを三つの引数とともに呼び出す。一番目の引数は使用するソケット識別子を指定し、二番目はバッファのアドレスを指定し、三番目はバッファの長さを指定する。
となっているので、ああwriteもそう言う意味で書いたんだなと思えば文章のつながりが見えてくる。
全体的には良著なんですけどね…ときどきホントにひどい日本語が出てきて理解できずに何度も読み返します。でも読み返さずに飛ばした方が良いことが多いみたいです。