オライリー買うならブックオフ。
特に意思もなく自由が丘のブックオフに顔を出してみたところ、なんとオライリーが7,8冊も並んでいた。
びっくりしたので値段を見てみると、どいつもこいつも500円!
7〜10年以上前の出版だから安くなっているってからくりだ。
しかし内容が陳腐化しているかというと、そんなことはない。コンピュータの世界って色々と進行が早いようだし実際に6年前の本が読めたもんじゃなかったりする。でもそれは各論の話であって、大筋や基本に関しては西暦2000年と今とはほとんど違わない。
そんなわけで下の三冊、買ってきました。
GNUソフトウェアプログラミング ―オープンソース開発の原点
- 作者: Mike Loukides,Andy Oram,引地美恵子,引地信之
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 1999/02/01
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 9回
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- 作者: シムソンガーフィンケル,ジーンスパフォード,Simson Garfinkel,Gene Spafford,安藤進
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 1998/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
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- 作者: クレイグハント,Craig Hunt,村井純,安藤進
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 1998/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
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とりあえずGNUソフトウェアプログラミングがすぐに読めそうなので読み始めているところだけど、これはなかなか良い。500円とは思えない出来だ(当たり前)。
内容は、Linux・UNIX上でのプログラミングのための基本的な道具の使い方の説明。gdbとmakeの使い方をチェックしておきたくて買ったのだけど、なかなかどうして他にも使えることが載っているじゃないですか。
例えばcatコマンドを使ったファイル記述方法(ctrl-Dがファイル終端を表す)とか、atコマンド(予定時刻にタスク実行)とか、">>"(ファイル末尾に追加)とか。あとEmacsについても簡単に記述があるので、こちらも勉強になりそう。
リファレンスとして使えるわけじゃないけど、Linuxワールドの前提知識を知ることが出来る良著だと思う。
でも定価の3200円じゃ高い。せめて2800円でお願いしたい。
他の本はSSL本の前後に読みます。