17日の月

今夜は十七日の月。
駅から家に向かう途中にある、長い一本道の先の空に、低く月が浮かんでた。
道にかかる木は黒く染まって、影絵のような地上を作ってた。
ここのところ暑い日が続いたけど、今夜はうって変わって涼しい夜。
月を見ながらの帰り道は、えらく風流なものでした。


みたいなことを毎日のようにメールでやりとりしてた頃があったなーと思い出す。
今でもそゆこと考えてるのは変わらないけど、その頃メールしてたような人たちは、今はもう相手してくれないんだな。
なんて文章で書くとやたらとさみしそうに見えるけど、別に執着があるわけでもなく。


時間が経ったってことですよね。