C#のラムダ式の文法

ソース:C# 3.0 の新機能 - C# によるプログラミング入門 | ++C++; // 未確認飛行 C

匿名メソッドは、例えば、以下のような書き方をしていました。

delegate(int n)
{
  return n > 0;
}

この例の匿名メソッドをラムダ式を使って書き直すと、以下のようになります。

(int n) => n > 0;

要するに、記法としては、以下のようになります。

引数リスト => 式

このC#の文法を「うわあなんだかキモイ」と思ってしまった自分は末期。(lambda (引数リスト) 関数本体) という書き方以外が全部不気味に見える。
λ式にもっと慣れれば、「簡潔で良いね」とか「C#への導入としては自然な記法だね」などと思うようになるんだろうか。
いや、しかし構造化プログラミングに反しているような気はする。とりあえずカッコで囲めよって思うもの。


カッコがないのも気になるけど、引数リストがいきなり出てくるのが気持ち悪い。事前に「こっからλ式が始まりますよー」という合図がなく、いきなりλ式の引数が出てくる。これが奇妙に見えるんだ。
しかしそれは匿名メソッドを簡単に書けるようにすると言う目的のためにラムダ式を導入する以上は仕方がないのかな。(長い駄文)
一行程度で書けるものだけのために存在しているとすれば、確かに引数リストが文頭にあっても関係はないよね。一目で見えるから。
しかしそれでも、引数リストと関数本体との区切りが見えにくいと思う。


なんか、だんだんC#VB化が起きているような気がしてならない。
もっとカッコを使おうぜ。